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引き下げワイヤー弛み調整 |
HDX589J HDX5106J 引き下げワイヤー弛み調整 対象ユーザー:HDX-5106J,HDX-589J はじめに 弊社クランクアップタワー電動タイプには安全降下を維持する為引き下げワイヤーが装備されております。納品時におきましてワイヤーの張りを調整し 出荷致しておりますがHDX589J及びHDX5106Jに於きましては数ヶ月後に引き下げワイヤーの張り具合のチェックをしていただきます。 ポイント そのチェックの目安と致しましては、タワーの最長時のおきましてウインチドラムに巻かれている引き下げワイヤーの垂み具合を見ていただきます。 その際ウインチドラムに巻かれているワイヤーが緩いと降下動作が始まりワイヤーがウインチドラムに密に巻かれず時にはワイヤが重なり巻かれてしまう事 が有りますの適度の張りが無ければいけませんその時のメンテナンス作業の手順と道具を紹介致します。 だだし作業操作するワイヤーは巻き上げ用で無く重量の全く掛からない引き下げワイヤーですが作業者は専門職もしくは慣れた方が作業する事をお進め致します。 |
<作業に必要な道具> 左から19スパナ、プライヤー、ワイヤーカッター、シメラー キトー(ワイヤーをつまみ引っ張る)これだけの道具で行えます。 弊社ではユーザーの希望者の方には宅急便にて無料貸し出し致します(送料別)。 |
タワーを最長時まで巻き上げ、引き下げワイヤーの末端固定ボルトが手前の位置に有り、 作業性の良い位置でウインチドラムを停止して下さい。 作業中はメイン電源を必ずOFFにして下さい。 |
シメイラーのチェーン側をガイドプーリーの裏側のCチャンネルに巻いて固定します。 その際チェンは伸び出た状態にします。 |
キトーをにワイヤーを挟みシャックルにシメラーの反対側を接続致します。 |
シメラーのラジエットを使いワイヤーを張ります。張りの感じは余り強く無く、弱くなくですがタワーの中心に立ち上がっているワイヤーを手で軽く押して、約5cmほど押せれる位の感じです。 |
ワイヤーを張りますとドラムに巻かれているワイヤーが緩みます。 軍手等をしてワイヤーをウインチドラムの左側へ密に巻いていきます。 |
ワイヤーの末端を固定しているボルトをスパナを使い緩めワイヤーの端をプライヤーで挟み引きます。 そしてスパナを使いボルトを締めワイヤーを固定致します。 |
引き出した余ったワイヤーはワイヤーカッターにて切断致します。その際なるべくボルトの近くで切断して下さい。 尚ワイヤー切断にはサンダーも使用できます。簡単に切れますが充分注意して切断作業を行って下さい。 |
全ての道具を撤去して再度モーターウインチ廻りを再確認して下さい。そして引き下げワイヤーの調整完了です。 ドラムの左側に巻かれているワイヤーが緩んで右側に移動しなければ適度な張り方です。 |